七の場合:一日目【探索】

今日の七:【探索】

美術館跡地を捜索。

日本刀(【戦闘】で受けるダメージ常に-2。最低1点は受ける)を得た! 

魅入られそうな美しさだ。食糧:-3

HP:100

食料:100→97

持ち物:日本刀(【戦闘】で受けるダメージ常に-2。最低1点は受ける)←New!

状態:なし

クリアフラグ:なし 


「うおー! 刀だぁ!!」

 俺は横次七! なんか世界規模でとんでもない事態に陥ってるけど俺は元気だぜ。

 今はたまたま見つけた美術館跡地に来てるんだけど、そこで一本の日本刀が刺さってるのを見つけたのだ。

 どうやら日本刀みたいだな。緑色の鞘に納められていて、タイル貼りの地面に突き刺さっていた。一体誰が何の目的でそんなことをしたのか分からないが、とりあえず俺はアーサー王よろしくその刀を引っこ抜いてみることにする。

「いよっと!」

 柄を掴み、上へと持ち上げる。特に魔法も呪いもかかっていなかったらしく、拍子抜けするくらいあっさりと抜けた。そして嬉々として抜刀する。

 スラリとした細身の刀身が銀色に怪しく輝いた。一体この刀は何人の血を吸ってきたのだろうか。鞘から抜いた途端に溢れでた怪しい雰囲気に、不覚にも見惚れてしまう。

「っは……」

 何だか変な気分になってきたので慌てて刀を鞘に収める。魅入っていた時間は、感覚的に数時間くらいだと思っていたのだが、まだ時計の長針が一周したところだった。

「ゾンビにどのくらい効くのか分からんないけど、丸腰よりマシだし持っていっちゃおーっと」

 日本刀をクルリと回し、肩に乗せる。そして鼻歌混じりで歩き出した。

 ここから事務所までどのくらいの距離があるのか分からない。あいつらが無事かどうかも不明だ。でも悲観するよりは一人でも明るく振る舞った方が気が楽というものである。だから俺は足取り軽く前進あるのみだ。